サステナビリティ

サステナビリティ

ー持続可能な社会のためにー

サステナビリティ

すべての人々を「働く」という視点から支えていく。
これこそがマンパワーグループが総合人材サービス会社として持続可能な社会の実現に貢献出来る形だと考えています。
創業以来、グローバル全体で一丸となって、有意義で持続可能な雇用は、世界を変える力を持っているという信念のもと活動を続けてまいりました。
私たちマンパワーグループは、これからも未来のために、活動の3本柱に「地球環境」「人々と豊かさ」「ガバナンス原則」を据え、取り組みを進めていきます。

環境課題に取り組む企業をグリーン人材ソリューションでサポート

多くの人々は企業を評価する際、その企業が社会課題や環境問題を意識して、地球の未来に配慮するグリーンな行動を取っていることに期待しています。マンパワーグループでは、今の世の中、企業が競争力をもってビジネスを推進するには、環境課題に取り組む姿勢が重要であると認識し、総合人材サービス企業として、より環境に優しい未来の実現に向かって前進する各企業の事業運営に必要となる人材を、多様なサービスによって提供いたします。

グリーン人材ソリューション

マンパワーグループ、科学的根拠に基づく検証済みの目標を発表。
2045年までにネットゼロを達成することを宣言

マンパワーグループ、科学的根拠に基づく検証済みの目標を発表。2045年までにネットゼロを達成することを宣言​

マンパワーグループは、企業の気候変動対策を推進する主要機関であるScience Based Targets initiative (SBTi)より、人材業界の中で科学的に検証された気候変動への対策目標を定めている先進的な企業であると認定を受けました。

これらの目標設定は当社の気候変動アクションプランの最新のマイルストーンとなります。2045年まで、またはそれより早く「ネットゼロ」に到達という挑戦に向けて、サプライチェーン全体の温室効果ガスの影響を算定し、確実に削減のアクションに取り組むための大変重要なターゲットです。

「重要項目をしっかり算定しながら、優先順位をつけて取り組むことで、削減を宣言した各項目は必ず実行できると思っています。SBTiがこの目標を検証したことにより、全てのマンパワーグループのステークホルダーは地球と人類の未来に対する新たなコミットメントとネットゼロへの前進について更に理解を深め、確信をもって頂けたと思います」

- マンパワーグループ会長兼CEO、ヨナス・プライジング

世界を変えるために働く持続可能な労働者の未来

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マンパワーグループの『2021-2022ESGレポート 世界を変えるために働く』は、より持続可能で強靭な未来を作るというマンパワーグループのコミットメントの下、地球環境への配慮、人々の豊かさに対する関与拡大、強固なガバナンス遵守という、3本柱に対する取り組みについて説明しています。

創業からの変わらぬ思い

創業当時から私たちは、Doing Well by Doing Good(良い行いを積むことが業績を維持する)の原則に基づいてビジネスを行っています。人の可能性を信じ、多くの方に仕事を通じて成長していただける機会を提供するという、特別な使命をマンパワーグループは担っていると考えています。仕事に就けるよう支援をすること、仕事に就いてより良い生活を手に入れること。マンパワーグループは、創業当時からこのミッションの遂行に誇りを持っています。

マンパワーグループのサステナビリティプラン

マンパワーグループが持続可能な社会を維持するための3つの柱として定めた「地球環境」「人々と豊かさ」「ガバナンス原則」は、今私たちが直面している、気候変動から人材不足といった緊急の社会課題に、最もインパクトを与えることができるアクションだと考えています。私たちが考える「世界を変えるために働く」は、社内外の団結力を高め連携しながら遂行することが重要だと考えています。なぜなら、どの組織も単独では必要とされる進化を遂げることはできず、パートナーシップとコラボレーションによってのみ、真の変革をもたらすことができると信じているからです。

マンパワーグループのサステナビリティプラン

マンパワーグループは、国連が2015年9月の国連サミットで採択した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で掲げるSDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)を積極的に支持し活動しています。それは、この目標が、私たちの考え方、そしてビジネスに直結しているからです。

企業理念である「私たちは働く世界に力を与えます:We Power the World of Work」はSDGsと親和性が非常に高く、米国本社を中心に各国それぞれがSDGsの基本目標「誰も取り残さない社会の実現:Leave no one behind」に向けた取り組みを実施しています。

企業理念

私たちは働く世界に力を与えます。
We power the world of work.

  • 組織の前進を推進する力。
    Power that drives organizations forward.
  • 個人の成功を加速させる力。
    Power that accelerates personal success.
  • より持続可能な社会を作る力。
    Power that builds more sustainable communities.
企業理念

人々のスキル開発機会を広げ、就労の準備を手伝い、多様性を認め、個々が社会の中で持続的に活躍できること。
この考えこそ、マンパワーグループに才能豊かな人材を惹き付ける最善の策だと信じています。

マンパワーグループのサステナビリティ活動

「世界を変えるために働く」が、マンパワーグループの サステナビリティ活動 に対するアプローチです。様々な社会課題がある中、活動の軸に定めた3つの柱「E:地球環境」「S:人々と豊かさ」「G:ガバナンス原則」は、地球を大切にし、人々の豊かさを充実させ、臨機応変な考え方と緊急性をもって強力なガバナンス原則を遵守していくことを、私たちのビジネスと最も親和性の高いSDGsの6つのゴールとアラインしながら具現化しています。

  • 地球環境

    地球環境

    気候変動に対応するため、科学的根拠に基づく検証済みの削減目標に取り組んでいます

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    ・再生可能エネルギーの活用
    ・利用資源の削減活動
    ・温室効果ガス排出削減状況​

  • 人々と豊かさ

    人々と豊かさ

    多くの人材を育成し、すべての人にとって有意義な仕事を創出します

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    ・M-Shine
    ・SODATEC
    ・介護人材派遣・人材紹介
    ・障がい者雇用支援
    ・女性活躍推進
    ・キャリア開発支援
    ・働きやすい環境づくり
    ・RPA(働き方改革)
    ・SDGs研修サービス​

  • ガバナンス原則

    ガバナンス原則

    高い倫理基準を設定し、すべてのステークホルダーのために長期的な価値を創造します

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    ・行動規範
    ・情報セキュリティ
    ・サプライチェーンとの協力体制​

  • Case

    M-Shine 若年層無期雇用派遣

    20代前半を対象としている無期雇用型派遣サービス「M-Shine(エムシャイン)」。M-Shineスタッフとして就業している80%以上が「未経験からチャレンジできてよかった」とコメントしており、事務経験のない方が事務職へのキャリアチェンジを叶えられる満足度の高いサービスです。事務職のプロフェッショナルとして経験を積みたいと考えている若年層を対象に「安定」した雇用の下、充実したキャリア開発支援を行い、現在までに1700名以上に持続的な業務スキル向上および継続的な就業機会を提供しています。

    • 人々と豊かさ
    • 質の高い教育をみんなに
    • 働きがいも経済成長も
    • 人や国の不平等をなくそう
  • Case

    SODATEC IT未経験若年層のエンジニア育成・就業支援

    デジタル化やオートメーション化が日々進み、年々深刻化するIT人材不足。その解決策の1つとして、エンジニアを志望する若年層の育成を行う就業支援プログラム「SODATEC(ソダテック)」では、これまで500名以上の未経験者に無料研修およびキャリアカウンセリングを行い、新しい知識・スキルの習得を支援しています。研修修了後は、希望者にマンパワーグループの正社員登用の選択肢を提示することで安定雇用の機会提供と、クライアント企業への派遣、もしくはマンパワーグループが受託するIT系業務への従事などのお仕事を紹介することで就業機会の確保を支援しています。

    • 人々と豊かさ
    • 質の高い教育をみんなに
    • 働きがいも経済成長も
    • 人や国の不平等をなくそう
  • Case

    介護人材派遣・人材紹介サービス

    深刻な社会課題である高齢化。2040年には人口の35.3%が65歳以上となり、介護職員は2040年に69万人不足すると言われています。この課題に対して、マンパワーグループは、全国各地域に「ケアサービス支店」を開設し、2023年現在34拠点で人材派遣・人材紹介を中心とした介護支援サービスを提供しています。この結果、サービス開始以来、数多くの方の雇用機会を創出することができ、人材派遣・人材紹介を通じて、顕在化しているマーケットニーズにスピーディーに対応しています。人材育成(研修・資格取得支援)および採用支援(JobBoardサイト運営など)を強化し、介護人材支援サービスを通して、持続可能な社会を目指していきます。

    • 人々と豊かさ
    • 質の高い教育をみんなに
    • 働きがいも経済成長も
    • 人や国の不平等をなくそう
  • Case

    障がい者雇用支援

    マンパワーグループは、厚生労働省の特例子会社制度に基づき、 2001年1月100%出資による子会社ジョブサポートパワー株式会社を設立。障がい者雇用を推進すると共に、障がい者の方々の自立を支援する役割を担っています。 障がい者の方々は、現在マンパワーグループの本社等各オフィスにて、財務経理・ITシステム等の専門職や事務処理サポートの部門で活躍しています。 また、障がい者雇用を希望する企業様と、更なるキャリアアップを目指す障がい者の方々のために、採用・転職支援も推進しております。

    • 人々と豊かさ
    • 人や国の不平等をなくそう
    • 働きがいも経済成長も
  • Case

    女性活躍推進

    女性が様々なライフステージの中でそれぞれの能力を発揮し活躍できること、また従業員が仕事と子育てを両立できるよう職場環境を整えることに注力しています。個々の強みと価値観を尊重した働きやすい環境を整備するために、女性管理職を対象とした意識調査や、全女性管理職が参加するミーティングでのディスカッションを踏まえ作成された提言を基にアクションプランを立てています。またライフステージを考慮した上での積極的な管理職登用の推進および体制・土壌作りや、将来経営に参画する際の視座を養うために経営層がメンターとなり女性管理職を支援するアドボカシープログラムなどを取り入れています。

    • 人々と豊かさ
    • 質の高い教育をみんなに
    • ジェンダー平等を実現しよう
    • 働きがいも経済成長も
    • 人や国の不平等をなくそう
  • Case

    キャリア開発支援

    各組織人が、組織内で自分の役割や期待されていること、強みを自己理解した上で、キャリアプランを行動計画に落とし込み、自発的な向上心を磨くソリューションを提供しています。仕事を通じて成長する機会を設け、人材育成と企業の業績向上を両立させることで、社外に通じる専門性を有する人材育成につながります。20~30代の若年層や、40~50代の中高年層の意識改革・行動変容に幅広く取り入れられ、持続的な成長と継続的な雇用を実現しています。

    • 人々と豊かさ
    • 質の高い教育をみんなに
    • 働きがいも経済成長も
    • 人や国の不平等をなくそう
  • Case

    働きやすい環境づくり

    柔軟な働き方が定着し「私らしく働く」ことが重要視されるようになりました。マンパワーグループでは、従業員がより自分らしく働くことができるよう、定期的な研修の他に、いつでもビジネススキルを習得・ブラッシュアップできるeラーニングを全従業員に提供したり、自身の働きたいポジションでの活躍を実現させる社内公募制度などを導入しています。またリモートワークやフレックス勤務を活用し、従業員がライフワークバランスを保ちながら働ける環境を整えています。新しい働き方を通じて、社会に貢献し、企業の永続的な成長を目指し、人材の確保・定着、従業員の満足度向上を実現します。

    平均残業時間・在籍年数・有給取得

    • 人々と豊かさ
    • 質の高い教育をみんなに
    • 働きがいも経済成長も
  • Case

    再生可能エネルギーの活用

    マンパワーグループは環境が整備されたオフィスから順次再生可能エネルギー由来の電力へと切替を進めています。本社・本店は100%切替が完了しました。またグローバル全体では、2030年までに全世界で75%のオフィスが再生可能エネルギー由来の電力に切り替わることを目指しています。マンパワーグループでは、今後も、オフィス集約や、より環境に優しい建物への移転検討、エネルギー効率・環境に配慮した従業員の行動様式奨励などに努めてまいります。

    • 地球環境
    • 気候変動に具体的な対策を
  • Case

    利用資源の削減活動

    ペーパーレス化を促進し、紙資源利用を削減するだけでなく、オペレーションの効率化、紙書類の紛失・誤送信のリスク低減などに取り組んでいます。スタッフのみなさんが使用するタイムシートや就業条件を確認する契約書面の電子化促進、顧客企業・組織、パートナー企業との契約書類等の電子化も進めています。また、オフィスで利用する家具・什器、業務にて用いるPCや携帯電話は、可能なかぎり社内での再利用を促し、「利用資源の節約」「廃棄量の削減」を意識しています。

    • 地球環境
    • 気候変動に具体的な対策を
  • Case

    温室効果ガス排出削減

    マンパワーグループのグローバル全体で掲げる温室効果ガス排出削減目標「2045年までにネットゼロを達成」にグローバル一丸となって取り組んでいます。最初のマイルストーンは2030年に置き、それまでに業務上の排出量(スコープ1・2)を60%削減、サプライチェーンの排出量(スコープ3)を30%削減するとしています。

    平均残業時間・在籍年数・有給取得

    • 地球環境
    • 気候変動に具体的な対策を
  • Case

    RPA(働き方改革)

    少子高齢化を起因とする労働力不足が急激に進む中、企業や組織はスマートワークの実現を目指し、業務のデジタル化や、人工知能の導入等によって生産性の維持・向上を検討しています。その解の1つとなる手作業による定型処理のパソコン操作を、ロボットが代行して自動化することを得意とするシステムRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の活用にマンパワーグループは取り組んでいます。

    • 人々と豊かさ
    • 働きがいも経済成長も
  • Case

    SDGs研修サービス

    持続可能なグローバル開発目標への取り組みを多くの企業が強化する今、就職活動を行う学生は各企業の社会貢献度に対する意識を高めています。採用マーケットを熟知するマンパワーグループでは、企業・教育機関を対象に、SDGsの理解と取り組みをサポートするサービスを提供しています。


    企業向けサービス「SDGs新卒採用」
    企業向けサービス「SDGs社員研修」
    教育機関向けサービス「SDGs就活」

    • 人々と豊かさ
    • 働きがいも経済成長も
  • Case

    行動規範

    マンパワーグループの全従業員が倫理的な職務活動を実行できるよう、グローバル統一の行動規範を制定し、実践しています。 人権尊重、労働環境、公正取引、反社会勢力への対応、法令遵守等の行動規範についての社員研修受講率は毎年100%となっています。何故ならば、その内容を守り実践することが、企業の発展そして社会への貢献につながると考えているからです。 マンパワーグループの全従業員一人ひとりが日々自らに問いながら行動し、マンパワーグループブランドの社会的な信用・信頼を一層高め、持続可能な社会づくりにさらに貢献していきたいと考えています。

    • ガバナンス原則
    • 働きがいも経済成長も
    • 人や国の不平等をなくそう
  • Case

    情報セキュリティ

    マンパワーグループは、情報セキュリティの適正な維持を経営の最重要課題の1つと考え「情報セキュリティ基本方針」を定めています。事業遂行において取り扱うお客様、お取引先、ならびに自社の情報資産を内部および外部の脅威から守り、情報セキュリティ基盤の強化を行うことで、継続的かつ安定的なサービス提供に努めています。
    また、グループ全従業員に対しITシステムの活用におけるリテラシー向上、基本方針、各種法令、各種規程の周知徹底に取り組んでいます。さらに入社時・年次のオンライントレーニング、フィッシングメール模擬演習をはじめとするソーシャルエンジニアリング啓発活動など、継続的な情報セキュリティ教育により、人的・組織的な情報セキュリティの強化にも努めています。

    • ガバナンス原則
    • 働きがいも経済成長も
    • パートナーシップで目標を達成しよう
  • Case

    サプライチェーンとの協力体制

    ビジネスパートナーであるサプライチェーンの皆様にも、マンパワーグループとともに社会的責任を果たしていただくため、持続可能な社会を実現するための取組みとアラインした事業原則・文化・価値観を遵守していただく方針を定め、お取引先には「サプライヤー行動基準」にご署名いただくようお願いしています。同基準には、各サプライヤーが業務遂行をする上で、守っていただきたい倫理、人権、社会、環境などの分野におけるビジネス慣行についての指針を示しています。

    • ガバナンス原則
    • 人や国の不平等をなくそう
    • パートナーシップで目標を達成しよう

「雇用機会」「キャリア開発」を中心とした世界各国の取り組み

これからも持続可能な社会のために、マンパワーグループは活動を続けていきます。